サウジアラビア最大の石油化学企業が減収
7月 29, 2019 19:59 Asia/Tokyo
サウジアラビアの巨大石油化学企業であるサウジ基礎産業公社が、2019年上半期の同社の純利益を発表し、54.7%の減益だったとしました。
イルナー通信によりますと、サウジ基礎産業公社は28日日曜、2019年上半期の純利益を発表し、14億7千万ドルだったとしました。
昨年同時期におけるこの企業の利益は32億6000万ドルでした。
これに先立ち、2018年のサウジアラビアの財政赤字は520億ドルを上回ると発表されていました。
サウジアラビアは石油収入に依存しているため、2014年以降は財政赤字が発生しています。
サルマン国王の即位、イエメン紛争の開始、そして代理戦争への参加により、サウジアラビアの超巨額予算は、あらゆる種類の武器や軍備の購入に充てられ、この国を多くの経済問題に直面させています。
サウジアラビア国民はまた、失業、インフレ、そして特にエネルギー輸送費など、際限のない物価高騰に抗議しています。
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