赤十字社国際委員会が、シリア北部の人道状況を深く懸念
10月 14, 2019 19:31 Asia/Tokyo
赤十字社国際委員会が、シリア北部でトルコ軍の攻撃により数万人の人々が難民となっていることを発しました。
赤十字国際委員会のRuth Hetherington報道官は13日日曜、BBCのインタビューで、「シリア北部の人道状況は悪化している」と語りました。
また、「現在、シリア北部で数万人の人々が難民となっている。地域の医療センターの多くがトルコ軍の攻撃により活動を停止し、患者たちへの手当てや看護が不可能になっている」と述べました。
トルコは、クルド人民兵組織をテロ組織とみなし、シリアとの国境地帯から掃討することを主張して、シリア領内に対する軍事作戦を開始しました。
この軍事作戦の開始を前に、トルコのエルドアン大統領と米トランプ大統領が電話会談し、その後トランプ大統領がシリア北部からの米軍撤退命令を出しました。
トルコによるシリアへの軍事侵攻は、世界規模で大きな非難を浴びています。
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