イラク首相が、米軍のイラク撤収を強調
1月 11, 2020 05:08 Asia/Tokyo
イラクのアブドルマハディ首相が、アメリカのポンペオ国務長官に対し、イラク議会が可決した同国駐留アメリカ軍軍撤退法案実施に向けて、代表者を指名するよう求めました。
IRIB通信によりますと、アブドルマハディ首相は10日金曜、ポンペオ長官との電話会談において、イラクの国家主権の侵害につながるあらゆる措置や作戦への反対を表明しています。
アブドルマハディ首相はまた同日、 Martin Hart駐イラクEU大使との会談で、イラクの政府と議会が同国からの多国籍軍の撤収および、それによるイラクの国家主権や安全保障に対するこの措置の効果に執着している事に触れ、「イラク政府は常に、平穏の確立に向けて世界の全ての国との最高の関係を構築するよう努めている」と述べました。
今月3日、イランのソレイマーニー司令官とその同行者数名がアメリカにテロ暗殺されたことを受け、イラク議会は今月5日、イラク領内からのアメリカ軍の撤収・追放法案を可決しました。
故ソレイマーニー司令官は、イラク政府関係者の正式な招聘により同国を訪問していました。
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