イラク暫定首相が新首相を支持
2月 03, 2020 18:40 Asia/Tokyo
イラクのアブドゥル・マハディ暫定首相が2日日曜夜、新首相となったアラウィ氏と会談し、同氏への支持を表明しました。
イルナー通信によりますと、アブドゥル・マハディ暫定首相はこの会談で、民主的なメカニズムとイラク憲法の枠組みに従い、力強い政府の発足と権力の穏やかな移譲に向け、アラウィ首相に全面的に協力することを強調しました。
両氏はまた、移行期間に最大限に協力し協議することを強調しています。
イラクのサーレハ大統領は1日土曜、アラウィ氏をイラクの新首相に指名しました。
アラウィ氏は2003年以来、イラク国会議員を2期務めマレキ政権下では通信大臣を務めました。
イラクでは昨年10月1日以来、反政府運動が続いています。経済、社会、政治的な要求がイラク国民の抗議のきっかけでしたが、外国の介入と逸脱した内部因子により、事態は暴力化していきました。
事態は収束へと向かう気配がなく、同11月30日にアブドゥル・マハディ首相が辞任を表明、12月1日に議会もそれを承認しました。しかし、同首相はその後約2カ月間、暫定首相として政務を継続していました。
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