パレスチナ各地で「世紀の取引」への抗議デモ
2月 12, 2020 17:03 Asia/Tokyo
-
パレスチナにおける「世紀の取引」への抗議デモ
パレスチナの人々が、ヨルダン川西岸各地でデモを開催し、アメリカ提唱の「世紀の取引」案を非難しました。
パレスチナの人々は11日火曜、ヨルダン川西岸のラマッラで抗議集会を開催し、パレスチナ国旗を掲げてスローガンを唱え、またパレスチナ自治政府関係者が国連に出向き、「世紀の取引」案拒否に全力を尽くすよう求めました。
パレスチナ自治政府のシュタイエ首相は、このデモに多くの人々が参加したことについて触れ、「自治政府はパレスチナの人々の権利と望みの支持者であり続ける」と語りました。
米トランプ大統領は先月28日、ホワイトハウスでシオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相と並んで、一方的な「世紀の取引」案を発表しました。
親イスラエルに偏向した恥ずべきこの案には、主な内容として、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域をシオニスト政権イスラエルの首都として正式承認すること、ヨルダン川西岸の30パーセントにあたる土地をイスラエルに委譲すること、他国に移住したパレスチナ難民が祖国に帰還する権利を剥奪すること、パレスチナ人の完全武装解除などが盛り込まれています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ