シオニスト軍がヨルダン川西岸を攻撃、パレスチナ人の負傷者260人以上(動画)
2月 29, 2020 19:15 Asia/Tokyo
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シオニスト軍によるヨルダン川西岸への攻撃
シオニスト政権イスラエル軍が、ヨルダン川西岸各地を襲撃し、260人以上のパレスチナ人が負傷しました。
パレスチナ・ヨルダン川西岸の各都市で28日金曜、相次ぐシオニスト入植地の建設に抗議するデモが広い範囲で行なわれました。
ファールス通信によりますと、パレスチナ赤新月社は声明を発表し、ヨルダン川西岸の町ナブロス南部でイスラエル軍がデモの一団を攻撃し、191人のパレスチナ人が負傷、銃弾で背中を負傷した16歳の少年もいたと報告しました。
この報告によりますとまた、ヨルダン川西岸のカルキリヤ東部では住民40人がイスラエル軍による襲撃で負傷、あるいは毒ガスの吸引による呼吸困難を起こしたということです。
ヨルダン川西岸南部アルハリール近郊にあるファウワール難民キャンプでも住民37人が負傷しました。
さらに、シオニスト政権軍はラマッラーとアルビラの襲撃で催涙ガスを使用しました。
イスラエルのネタニヤフ首相は最近、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム東部で新たに3500戸のイスラエル入植地の建設を決定したことを明らかにしました。
2016年12月23日に国連安全保障理事会が安保理決議2334号を採択し、シオニスト政権に対し被占領地パレスチナでの入植地建設活動を即時かつ完全に停止するよう求めました。
しかし、同政権は国際社会のこうした声に一切耳を傾けることなく、トランプ政権の強い後押しを背景に、違法な入植地建設を続けています。
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