アイルランド高官、「西アジアの和平はイスラエルのアパルトヘイト政権の崩壊次第」
アイルランド国会議員は、「パレスチナにおけるイスラム教徒とユダヤ教徒との間の和平の確立は、イスラエルのアパルトヘイト政権の崩壊にかかっている」と述べました。
アイルランドの国会議員リチャード・ボイド・バレット氏は22日金曜、英ロンドンで世界ゴッツの日にちなんだイルナー通信の独占インタビューで、パレスチナが占領されたナクバの日に始まりシオニスト政権イスラエルの成立発表へと至る1948年の一連の変動を大惨事と表現しました。
また、「過去70年間、世界はパレスチナ人に対する民族浄化と最も厳しい形の弾圧を目撃してきた。この間、シオニスト政権イスラエルは平和への支持を装ってきたが、実際にはパレスチナ人の住宅を破壊するための措置を講じてきた」と述べました。
そして、過去72年間のシオニスト政権イスラエルによる非合法行為の記録内容があまりにも多く長いものだとし、「国連、米国、欧州連合は傍観するだけでなく、このような非合法行為が行われることを許している。そして、パレスチナ人へのさらなる弾圧においてイスラエルと手を結んだ」と指摘しました。
さらに国際社会に向かって、ヨルダン川西岸を占領地に併合するというシオニスト政権の計画に反対するよう求めました。
シオニスト政権イスラエルは、今年7月1日からヨルダン川西岸地区の一部を占領地に併合すると発表しており、この決定は、国連、パレスチナの諸グループを初め、国際社会の強い反発を招いています。
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