イラク民兵組織、「我々はイラクからの米軍撤退を求める」
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駐留米軍がイラクから撤退
イラク民兵組織・ハシャド・アルシャビの代表が、駐留米軍をイラクから撤退させる必要性を再度強調しました。
メフル通信によりますと、ハシャド・・アルシャビのFalih Al-Fayyadh代表は29日水曜、イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官を暗殺した米政府のテロ行為について言及し、「イラクの全国民と、ハシャド・アルシャビをはじめとするあらゆる勢力は、イラクからの米軍撤退を求めている」と語りました。
また、「イラク政府は、駐留米軍追放という議会決議の達成に向けて行動しており、その調査のために米政府との協議を開始している」と強調しました。
今年1月3日未明にイラク・バグダッド空港付近でアメリカが行った、イラン革命防衛隊のソレイマーニー司令官とイラクのハシャド・アルシャビのアルムハンディス副司令官を標的とした卑怯なテロにより、両司令官と同行者8名が殺害されたことを受けて、イラク国会は同月5日、イラクからの米軍追放案を決議しました。
ソレイマーニー司令官は当時、イラク政府の招きを受けて同国を訪問していました。
米国防総省の発表によれば、この空爆命令はトランプ米大統領によって出されました。
多くの国々、機関、組織は、このアメリカのテロ行為を非難しています。
ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官は、西アジアにおいてISISをはじめとしたタクフィール主義やテロリスト組織と闘い功績を上げた、卓越した人物でした。
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