レバノン港湾爆発事故で、7万棟の家屋が破壊
(last modified Thu, 13 Aug 2020 10:32:58 GMT )
8月 13, 2020 19:32 Asia/Tokyo

レバノン救命高等評議会が、最近同国ベイルート港湾で発生した大規模な爆発により、家屋7万棟および3794軒の建物が破壊されたことを明らかにしました。

アラビア語のニュースサイト、アルアラビー・アルジャディードによりますと、レバノン救命高等評議会は、「ベイルート港湾の爆発事件は一大惨事であり、一刻も早く土砂の撤去および路上の片付け作業が終了し、被災者への賠償金の支払いも開始される」と強調しました。

レバノンの治安機関も12日水曜、声明を発表し、今回の爆発事故で4214台の車両に被害が及んだとしています。

今月4日、ベイルート港湾内にあった、発火物の保管庫の1つで大規模な火災が発生し、これが2700トンの硝酸アンモニウムの保管された近隣の倉庫に延焼、引火して、大爆発が発生しました。

レバノン当局の話では、今回の爆発事故による被害総額は150億ドル相当に上るということです。

これまでに、この爆発事故により少なくとも171人が死亡、ほか6000人以上が負傷しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283