エジプト・アズハル大学が、ヨルダン川西岸でのイスラエル入植地建設継続を非難
10月 18, 2020 18:26 Asia/Tokyo
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イスラエル入植地建設継続
エジプトのアズハル大学が、パレスチナ・ヨルダン川西岸でのシオニスト入植者用住宅数千戸の建設への、シオニスト政権イスラエルの同意を非難しました。
ファールス通信によりますと、アズハル大学は声明の中で、ヨルダン川西岸でのシオニスト入植者用住宅新設にイスラエルが同意したことを非難するとともに、これを被占領地パレスチナへの領土侵犯だとしています。
この声明によりますと、「イスラエル政府の決定は、パレスチナ政府の領土への歴然とした侵犯であり、パレスチナ国民の感情を逆なでするものだ」とされています。
アズハル大学はまた、「イスラエル政府のこの決定をもってしても、この領土がパレスチナ領であるという現実は変わらない」と表明しました。
さらに、国際社会に対し、イスラエルの植民地主義的な行動をやめさせるべく必要な措置を講じるよう呼びかけています。
イスラエルは今月14日と15日に、ヨルダン川西岸でのシオニスト入植者用住宅4948戸の新設に同意しており、これは入植地建設開始時から現在までで最大規模のシオニスト用住宅建設計画とされています。
イスラエルは、去る7月1日からヨルダン川西岸地域全体のうち30%を自らの占領地に併合する予定でしたが、パレスチナ人や各国の圧力の強まりを受け、この併合計画の延期を余儀なくされています。
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