米国務長官がアフガンからの米兵撤退を主張
1月 03, 2021 21:28 Asia/Tokyo
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アフガンからの米兵撤退
アメリカのポンペオ国務長官が虚偽の約束を繰り返し、アフガニスタンにいる駐留米軍を削減していると再び主張しました。
アフガニスタンのニュース局・TOLOnewsによりますと、ポンペオ国務長官は発言の中で、アフガニスタンにいる米軍の削減人数や時期には言及しませんでした。

同長官のこの約束は、トランプ政権が同氏の大統領選敗北を受け間もなくホワイトハウスを去ろうという中で語られました。
アメリカ国防総省はこれ以前、アフガニスタンにいる米軍を2020年末までに2500人に削減すると主張していましたが、この約束は未だ実現していません。
1ヵ月前にも、NATO北大西洋条約機構のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、アメリカ主導外国軍のアフガニスタンからの撤退は非常に性急だとしていました。
アメリカとNATOがアフガニスタンで20年間にもたらした遺産や成果は、情勢不安、戦争、アフガニスタン民間人の殺戮です。アメリカは、テロを支援し、テロ組織ISISやタリバンと裏取引することで、アフガニスタンをこれまで以上に不安定にさせ、ガニ現政権に反対する武装集団が活動する場を作り出しています。
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