イラク首相が、さらに多くの米兵のイラク撤退を強調
1月 06, 2021 20:03 Asia/Tokyo
イラクのカディミ首相が、同国駐留米軍のさらに多くの兵士の、今後数日以内のイラク撤退を強調しました。
イラクのニュースサイト・ナースによりますと、カディミ首相は5日火曜、国際関係のバランス化を図り、米軍撤退プロセスの継続に向けたイラク政府の取り組みに触れ、「過去数ヶ月間に、米軍のいくつかの部隊が技術スケジュールの枠内で撤退した。そしてこの撤退は、これらの軍隊の半分以上が出国することにより、今後数日で完了するだろう」と語っています。
また、「数百人の米軍だけが、能力向上と武器および技術支援の訓練とアップグレードに協力するために残留することになり、イラク国外への配備の完全なスケジュールは、両国間の合意した枠組みの中で進行中だ」と述べました。
なお、イラクのアフロルハック運動の事務局長も、イラクへの米軍の介入の終結を強調し、「米軍駐留は、自らの領土保全のために独自の力と自信を構築するイラクの権利に対する障壁である」としています。
イラク議会は昨年1月5日、米軍のイラク撤収・追放法案を可決しました。
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