イエメン政府、「米は国際テロの筆頭」
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イエメン救国政府のセイフォッラー・アッシャーミー報道官
イエメン救国政府のセイフォッラー・アッシャーミー報道官が、「アメリカは、国際テロの筆頭にある」と語りました。
ポンペオ米国務長官は11日月曜、「当省は、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーを、外国のテロ組織一覧に加える決定を議会に通達済みである」と述べています。
これにより、アンサーロッラーの指導者および、同組織の幹部関係者は、国際テロリストの一覧表に加えられる事になります。
しかし、この決定は大規模な反響を呼び起こしており、専門家らはイエメンの現状に照らし、アメリカのこの行動を破壊行為に等しいとしています。
アメリカが今回の決定を下した一方で、「サウジアラビアおよびUAEアラブ首長国連邦が主導するアラブ連合軍はこれまで6年近くにわたって、イエメンのインフラをミサイル攻撃、爆撃しており、同国を全面的に封鎖してイエメン国民を飢餓や医療関係資材の不足に追い込むとともに、女性や子供をはじめとしたイエメン国民を治療虐殺しています。
ポンペオ長官はまた、イランが自国や英仏などアメリカの同盟国からサウジアラビアやUAEの人々に大量の札路陸武器を送付し、それがイエメンの国民とそのインフラに対し使われていることに言及せずに、イエメン戦争に介入しているとして、イランを非難しています。
一方、アンサーロッラーの政治評議会のメンバーであるムハンマド・アリー・フーシ氏は、アメリカのこの行動に反発し、「トランプ現米政権の政策は、思想上の危機を示しているとともに1つの非難されるべき行動だとし、「イエメンは、強い報復を返す権利がある」と語りました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、アッシャーミー・イエメン救国政府報道官は、アンサーロッラのテロ組織認定というアメリカの行動に反発し、「アメリカこのような決定は、トランプ米大統領の同盟国であるサウジアラビアとUAEへの圧力緩和を狙ったトランプ大統領の最後の足掻きの真っ只中でのことだ」と述べました。
また、「アンサーロッラーのテロ組織認定は、イエメン国民に対する最大の犯罪以外の何物でもない」としています。
イエメン駐在のイールルー・イラン大使も、アメリカの今回の決定に反発し、「アメリカには自分の意思決定というものがなく、シオニスト政権イスラエルの圧力に押されてアンサーロッラーをテロ組織に認定している」と語りました。
さらに、国連のドゥジャリク事務総長報道官も、アメリカのこの決定が政治的プロセスへの弊害になるとして非難しています。
そして、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーとイラクの組織アルナジュバ運動もアンサーロッラーとの連帯を表明し、アメリカによるアンーサーロッラーのテロ組織認定を強く非難しました。
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