イスラエルの核関連の違法行為が、衛星画像により発覚
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イスラエルの核関連の衛星画像
FCMT・核兵器用核分裂性物質生産禁止条約に関するハイレベル専門家準備グループが、シオニスト政権イスラエルの占領地南部のネゲブ砂漠にある違法な研究センターとディモナ原子力発電所で、新しい施設が建設されていることを明らかにする衛星画像を確認しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビが20日土曜、報じたところによりますと、この専門家準備グループは先月4日に撮影されたこの航空衛星写真を承認し、「ネゲブ砂漠にあるディモナ原子炉とその再処理工場の近くで、建設工事が進行中である」と発表しています。
この国際グループの発表によりますと、2018年末に開始され今なおその目的が不明瞭とされるイスラエルのこの違法行為は、現段階では長さ約140メートル、幅約50メートルにわたり大規模に掘削された地域に集中しています。
イギリスの新聞ガーディアンも、米プリンストン大学国際安全保障学・科学計画の研究者の話として、「着工は2019年初頭か2018年後半で、2年ほど前に開始されたと思われる。この段階で言えることはそれだけだ」と報じました。
米ワシントンにあるイスラエル大使館は、この衛星写真に関してまだコメントしていません。
イスラエルは現在200発以上の核弾頭を保有しており、また、フランス政府の広範囲にわたる秘密裏の支援を受けて、1950年代にディモナ原子炉の建設を開始しました。
イスラエルは、自らの核計画に対するIAEA国際原子力機関の査察/情報アクセスをまだ許可しておらず、この計画の推進と核兵器の開発・拡大という違法な政策を今なお続行しています。
イスラエルのこの行動が地域の安全を危険にさらしている現実に対し、国際社会は沈黙を決め込んでいます。
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