イラク国会議員、「駐留米兵は増員されるべきではなく、わが国から撤退すべき」
2月 23, 2021 20:04 Asia/Tokyo
イラクのある国会議員が、「イラク国内の駐留米兵は、増員されるべきでないだけでなく、イラク国土から撤退すべきである」と強調しました。
イラク関連のニュースサイト・アルマアルーマによりますと、ファタハ連合の国会議員であるAbbas al-Zamili氏は談話において、「イラクは外国軍を必要としていない。国会決議に基づいて、彼らはこの国から撤退するべきである」と表明しました。
イラク北部アルビルで最近起きた米軍基地へのロケット弾攻撃の後、NATO北大西洋条約機構の関係者は、イラクに駐留する同機構の兵士を8倍に増員することを明らかにしました。
イラク国会の議員や政治勢力の大多数が、このNATOの決定に真っ向から反対であることをこれまでに表明しています。
アメリカ侵略軍は2003年からイラクに駐留しています。イラクの人々や団体は、同軍が国土から撤退するよう繰り返し要求しています。イラク国会もこれ以前に、同軍の撤退に関する決議案を採択しています。
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