サウジ西部上空に恐ろしい爆音轟く イエメンの攻撃か
3月 07, 2021 18:09 Asia/Tokyo
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サウジ西部上空に恐ろしい爆音轟く
一部情報筋が、サウジアラビア西部の都市ジッダの上空で恐ろしい爆発音が聞こえたと伝えました。
ロイター通信によりますと、サウジ主導アラブ連合軍の報道官は7日日曜午前、「アラブ連合軍の防空システムは、イエメン軍の爆弾搭載無人機5機を追跡・撃墜した」と主張しました。
サウジでは先日にも、南西部の都市ハミース・ムシャイトにあるマリク・ハーリド基地がイエメンの無人機とミサイル攻撃の標的とされています。
イエメン軍の発表によれば、これらの無人機攻撃は、侵略者たるアラブ連合軍が行うイエメン封鎖と攻撃激化に対する報復として行われました。
イエメン軍は地上戦線でも、同国中部マアリブ県で前進を続け、この地域の複数の戦略的地点を奪還しています。同県での戦闘はこの数日激しさを増し、イエメン軍と民兵組織「人民委員会」は、この地域で大きく前進しました。
サウジアラビアが主導するアラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。
特に新型コロナウイルス大流行の最中でのサウジアラビアの軍事侵略により、アラブ圏最貧国のイエメンは、食糧と医薬品の深刻な不足に直面しています。
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