イラクの抵抗勢力拠点へ米軍が攻撃
6月 28, 2021 18:27 Asia/Tokyo
ある米政府関係者が、「イラクとシリアの国境地帯にある抵抗勢力の拠点を、米軍の戦闘機F-15とF-16が攻撃した」と語りました。
米ABCニュースによりますと、この米政府関係者は、28日月曜未明に攻撃を行った戦闘機は、USCENTCOMアメリカ中央軍の管轄地域にある基地から来たと説明し、「この攻撃による軍関係および民間人の犠牲について見解を述べるのは、まだあまりに早すぎる」としました。
米軍は数時間前に、バイデン米大統領の命令によりイラクとシリアの国境地帯において、「カタイブ・ヒズボッラー」や「カタイブ・セイエドルショハダー」などの抵抗勢力の軍事拠点や軍用倉庫を攻撃し、多くの人々を殉教させました。
米軍は今年3月にもバイデン大統領の命令で、イラク国内の米軍基地を防衛するという口実で、イラク西部のアル・カーイムとシリア東部のアブ・カマルの間にある抵抗勢力の拠点を爆撃しました。
この一方で、イラクの人々は同国での米軍の占領行為に対し、繰り返し反対を表明しており、イラク議会も昨年1月5日、同国からの米軍撤退法決議を行っています。
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