国連事務総長が、イスラエルによるパレスチナ人住宅の破壊停止を要請
7月 10, 2021 15:52 Asia/Tokyo
国連のドゥジャリク事務総長報道官は、シオニスト政権イスラエルに対し、パレスチナ人の住宅を破壊する政策の停止を要請しています。
IRIB通信によりますと、ドゥジャリク報道官は声明の中で、「グテーレス国連事務総長は、ヨルダン川西岸にある村落のパレスチナ人の財産を破壊するイスラエルの政策を強く懸念しており、この行動は国際法に矛盾していると考える」としています。
シオニスト政権軍は2日間前、入植地建設を目的に、この村落で7回目となるパレスチナ人住宅破壊を行い、彼らを同地区から退去させ、その住居を押収しています。
イスラエルは常に、国際社会の要望を無視して、常にパレスチナの領土でシオニスト入植地を建設し続けており、この点で米国の支援を受けていますが、これらの入植地は全て国際法に照らせば違法なものです。
2016年12月23日、国連安全保障理事会は、決議2334を採択してイスラエル政府に対し、占領下のパレスチナ自治区での全入植活動の即時停止を求めました。
イスラエル政権はシオニスト入植地の建設により、パレスチナ自治区の地理的構造を変え、パレスチナ自治区での覇権を強化するために、この地域のユダヤ化を狙っています。
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