ヨルダン国王がシリア大統領と電話会談
10月 04, 2021 15:50 Asia/Tokyo
ヨルダンがシリアへの接近を続ける中、ヨルダンのメディアは同国のアブドラ2世国王がシリアのアサド大統領と電話会談したと報じました。
ヨルダン通信によりますと、アブドラ2世国王は3日日曜、シリアのアサド大統領と電話会談し、二国間関係と協力関係の拡大・強化について協議しました。
また、この会談で、「ヨルダンはシリアの主権や安定、領土保全のための努力を支持する」と述べています。
今回の会談は、シリア内戦後の数年にわたる両国関係の冷え込みを経て、両国関係が再開されるつつある中で実施されました。
ヨルダン・シリア関係は、2011年のシリア危機発生と同時に停滞しました。
ヨルダンは先月29日、シリアとの国境ジャビルの検問所を旅行者や物資の輸送に対し再開させました。この決定は、シリアの治安情勢をうけて2カ月にわたる同検問所の閉鎖を経て、対シリア関係再開の迅速化の中で、ヨルダン内務省の承認によりなされたものです。
この検問所の再開後、両国から数十台の車両がここを通過しました。
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