パレスチナにある世界最大級のモザイク床が、数年間の修復作業の後に公開
(last modified Sat, 30 Oct 2021 09:33:32 GMT )
10月 30, 2021 18:33 Asia/Tokyo

パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸イェリコにある世界最大級のモザイクの床が、数年間の修復作業を経て、遂に公開にこぎつけました。

フランス通信が29日金曜、報じたところによりますと、今月28日に公開されたこのモザイクは、8世紀ウマイヤ朝時代の遺跡「ヒシャーム宮殿」の床836平方メートルを覆っており、戦いの象徴であるシカを襲うライオンや、平和を象徴する2頭のガゼル、また繊細な花模様や幾何学模様などが描かれたものまで、数十点が存在しています。

ヒシャーム宮殿は何世紀にもわたり忘れられていましたが、19世紀にその存在が確認され、1930年代の調査でモザイク床が発見されています。

その後、再び放置されたものの、日本から1200万ドル(約13億円相当)の支援を受け、2016年に遺跡保護の取り組みが開始されていました。

 

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