ヨルダン国王、「地域の平和はイスラエルによる占領の終焉次第」
11月 29, 2021 18:35 Asia/Tokyo
ヨルダン国王のアブドゥッラー2世が、「パレスチナ領土におけるイスラエルの占領行為が終焉しない限り、西アジア地域は平和を享受できない」と強調しました。
ヨルダン国営ペトラ通信が29日月曜、報じたところによりますと、アブドゥッラー2世は、11月29日のパレスチナ人民連帯国際デーに寄せて発表したメッセージの中で、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ領土で行う占領の終結を強調しました。
また、イスラエルによる入植地建設活動、パレスチナ領土の封鎖、パレスチナ人所有家屋の破壊を非難して、「あらゆる手段を用い、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関が行う業務の継続のために支援していく必要がある」と指摘しました。
そして、パレスチナ問題に関する国際社会の支援や、それにより虐げられている人々の調査を求めました。
パレスチナ人民連帯国際デーに際しては、これに先立ちレバノンのミシェル・アウン大統領も、メッセージの中で国際社会に対し、パレスチナの人々が元来有する権利を本人に返すことでその苦境を終わらせることを目指して、努力するように呼びかけています。
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