イエメンがサウジ首都にミサイル攻撃
12月 07, 2021 15:29 Asia/Tokyo
情報筋が6日月曜夜、伝えたところによりますと、イエメンの武装勢力がサウジアラビアの首都リヤドにミサイル攻撃を行いました。
レバノンのアルマヤーディーン・テレビによりますと、サウジアラビア主導アラブ連合軍は、弾道ミサイル1発を首都リヤド上空で追跡し、撃墜したと主張しました。
このミサイル攻撃の数時間前、アラブ連合軍はイエメンのマアリブ県を47回にわたって空爆したと発表していました。
これに先立って、イエメン救国政府交渉団のメンバーは、アラブ連合軍による同国への激しい空爆について「侵略国はこの攻撃の代償を支払うことになるだろう」と述べました。
ここ数日、アラブ連合軍によるイエメン各地、特に首都サヌアに対する空爆が激しさを増しており、これまでに数十人の民間人がこの攻撃で死亡しています。
サウジとその同盟国による攻撃で、イエメンでは2015年3月から今日まで、数十万人の死傷者と400万人の難民が発生しています。
アラブ連合軍による侵略でイエメンのインフラは85パーセント以上が破壊され、同国は深刻な食糧・医薬品不足に直面しています。
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