イスラエル議会で、パレスチナ人の人権侵害許す法案を可決
12月 15, 2021 15:50 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルの議会・クネセトが、シオニストらにパレスチナ人の人権侵害を許す法案を可決させました。
シオニスト政権イスラエルの「ハアレツ」紙は14日火曜、クネセトが第一審議において、シオニスト政権警察に法的な執行命令なしでパレスチナ人住居への攻撃や撮影機器押収を許可する法案を可決させたことを報じました。
ハアレツによりますと、アラブ社会における犯罪の対策としたこの危険な法律が可決されたことによって、シオニスト軍は何の制約もなくいつでも好きなときに、パレスチナ人の逮捕や彼らの住居を攻撃することが可能になります。
同紙は、この法律がシオニスト政権警察に簡単に悪用される恐れがあるものだと、その危険性を認めています。このことから法律家や人権活動家は、これを被占領地に住むアラブ社会やパレスチナの人々へ損害を与えるものだと見ています。
シオニスト政権はその発足当初からこれまでに、占領するパレスチナ領土で数多くの犯罪を引き起こし、被占領地でイスラム教徒らに行ってきたあらゆる軍事的問題や暴力に加えて、人権を大規模に侵害し踏みにじっています。
このような状況の中、クネセトはこの法律を可決させることで、シオニストらにさらなる犯罪を行うよう推奨しています。
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