英ガーディアン紙、「カショギ氏殺害実行犯らがサウジ首都に潜伏」
1月 01, 2022 15:43 Asia/Tokyo
英ガーディアン紙は、2018年に在トルコ・サウジアラビア総領事館で反体制派ジャーナリスト・カショギ氏を殺害した実行犯らがサウジアラビアの首都リヤド市内で潜伏している場所をスクープしました。
同紙は、カショギ氏殺害の実行犯3人がリヤド市内の治安施設にいると報じました。
国連は最近、カショギ氏殺害に関与した一人であるハリド・オタイビ容疑者が昨年12月7日にフランス国内で逮捕されたことをうけ、この事件の容疑者らの捜査・訴追を再度求めました。
カショギ氏は、2018年10月に在トルコ・イスタンブールのサウジ総領事館で惨殺されました。
CIA・米中央情報局は以前、カショギ氏殺害に関する報告書を公表し、その中で、殺害はサウジアラビアのムハンマド皇太子が直接指示したものであるとしています。
カショギ氏は2017年9月にサウジアラビアから逃亡し、その後は米ワシントン・ポスト紙のコラムニストとして、ムハンマド皇太子をはじめとするサウジ政治の一部を批判する論説を掲載していました。また、サウジ主導アラブ連合軍によるイエメン攻撃をも公然と批判していました。
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