イラクでの対テロ掃討作戦
IRIBナジャフィー解説員 イラク各地からのテロリストの掃討が継続され、テロ組織ISISに最後のダメージを与えるための大規模な作戦が準備されていると伝えられています。
イラク・ニナワ州の作戦司令官は、「イラクの政府軍と義勇兵は、ISISの占領からモスルを解放する大規模な作戦の用意を整えており、必要な軍備をそろえている」と述べました。これについて、ニナワの作戦司令官は、声明の中で、「この作戦を開始するための部隊が準備を整えており、この部隊は必要な訓練を受け、十分な軍備を有している」としました。さらに、ニナワの作戦司令部と義勇兵、モスル南部の部族勢力の間では、残りの地域をISISから解放するための調整が行われているとしました。
イラク西部アンバール州の行政区評議会議長も、ラマディ郊外での政府軍の進軍を明らかにし、「政府軍は、ラマディ東部の地域に入った。イラクの政府軍と義勇兵は、クルド人部隊ペシュメルガと共に、キルクークのISISの拠点の解放に向けて準備している」と語りました。
義勇兵のグループのひとつは、政府軍とペシュメルガの支援により、ISISを村から掃討する作戦を行っています。現在、ISISはこの地域で北部を義勇兵に、南部をペシュメルガによって包囲されています。
イラク政府軍と義勇兵による対ISIS作戦の新ラウンドが始まったのと同時に、イラク・イスラム最高評議会のハキム議長は、ISISに対抗する上で、新たな戦術を用いる必要があると強調しました。
ハキム議長は、イラクの首都バグダッドで、政治関係者らと会談し、「モスルの解放作戦に義勇兵が参加することは、国民として必須のことだ」と語りました。
また、新たな戦術に基づいたISISとの対抗の必要性を強調し、「こうした戦術を使うことで、イラクの政府軍と義勇兵は、この数日、イラク北部のバイジを解放することができた」としました。
ハキム議長は、「モスルの解放は、数多くのグループの協力を必要としている。なぜなら、ISISが社会的な構造を壊そうとしているこの町でのISISとの戦いは、真剣な戦いであるからだ」と述べました。さらに、イラクの各グループによる対話を要請し、「誰もが国益を優先し、外国の干渉を阻止するべきだ」と語りました。
こうした中、イラクの法治国家連合を率いるマレキ氏も、メディア関係者に対し、イラクでのISISに対する勝利において重要な役割を担い、現在危険な陰謀に直面している義勇兵を支援するよう求めました。