アムネスティ、「サウジのサルマン国王の統治の最初の年は黒い年」
2月 01, 2016 22:02 Asia/Tokyo
国際人権団体アムネスティー・インターナショナルが、サウジアラビアのサルマン国王の統治の初の年は、人権面での黒い年だとしました。
イルナー通信によりますと、アムネスティー・インターナショナルは、サウジアラビアの好ましくない人権状況にふれ、「サウジのサルマン国王の統治の最初の年は、同国の国民にとって、人権遵守の面で黒い年だった」としました。
この人権団体の報告の中では、また、サウジアラビアのサウード政権は、反体制派への攻撃を開始しており、この方向で批評家の逮捕、不公正な裁判、根拠のない起訴、シーア派に対する差別的な態度など様々な措置をとっている」とされています。
さらに、サウード政権による死刑の執行の件数が増加しているとし、「最近、同国のシーア派の指導者ナムル師(ニムル師)がテロリストという罪名で処刑された」としました。
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