OIC、「聖地とアクサーモスクはイスラム共同体のレッドライン」
4月 26, 2022 16:02 Asia/Tokyo
OICイスラム協力機構が声明において、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムとアクサーモスクは、イスラム共同体のレッドラインである。それらがシオニスト政権イスラエルの占領から解放されることなしに、地域の安全と安定が実現することはない」としました。
イスラム教徒にとって最初の礼拝方向(=キブラ)であったアクサーモスクの建つ聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、パレスチナの不可分の領土であり、さらにイスラム教の3大聖地の1つにも数えられています。
アクサーモスクは、聖地におけるイスラム教およびパレスチナのアイデンティティを示す主要な象徴として、同地を占領するシオニスト政権の破壊行動に常にさらされてきました。
パレスチナ情報センターによりますと、OIC加盟国は25日月曜、サウジアラビアのジッダで開かれた会合において、シオニストらの残忍な攻撃を受けているパレスチナ人を支援するよう呼びかけました。
この会合の最後に出された声明では、シオニスト政権が特に聖地のパレスチナ人に行っている侵害行為や違法措置が非難されました。
加盟国はこの声明でさらに、アクサーモスクを使用時間や区画により分割しようという企みのような、シオニスト政権による侵害や違法行為のあらゆる結果について、シオニスト政権イスラエルの政府にその責任があるとし、このような危険かつ違法な行いを即刻停止するよう求めました。
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