ヨルダン川西岸で、新たにイスラエル軍の銃撃によりパレスチナ人青年1名が殉教
4月 30, 2022 16:09 Asia/Tokyo
パレスチナ保健省は、同国(ヨルダン川西岸)カルキリアでシオニスト政権イスラエル軍の銃撃により、パレスチナ人青年1名が殉教したことを明らかにしました。
シオニスト政権軍はイスラム教徒の断食月・ラマザーン月が始まって以来、パレスチナ人居住区を襲撃し、パレスチナ人を拘束しています。これらの攻撃でまた、現在までにパレスチナ人数十名が殉教、または負傷しています。
パレスチナ保健省は、イスラエル刑務所から解放された27歳の元捕虜のパレスチナ人男性がカルキリアでの衝突で、シオニスト軍により心臓部を撃たれ、重傷が原因で殉教した、としています。
こうした中29日金曜夜、パレスチナ人2名がヨルダン川西岸北部にあるシオニスト入植地付近で抵抗作戦を行い、これにより入植地の警備隊員1名が死亡しました。
パレスチナのワファ通信によりますと、今回の作戦についてはファタハ解放機構傘下のアルアクサ殉教者旅団が、責任を認める声明を発表しています。
パレスチナの各抵抗グループは、ヨルダン川西岸におけるシオニスト政権の最近の犯罪への反応として、包括的抵抗が敵であるシオニストを抑止する唯一の選択肢である、としています。