イスラエル紙、「政府軍がアルジャジーラ記者殺害を認める」
May 12, 2022 20:00 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍が、自軍の兵士がパレスチナ・ジェニンでアルジャジーラの記者を殺害したことを認めました。
イスラエル軍は11日水曜、パレスチナ・ヨルダン川西岸のジェニン、カタール衛星放送アルジャジーラに所属するパレスチナ人ジャーナリスト、シリーン・アブ・アクラ氏を、記者であることを示すベストを着用していたにもかかわらず攻撃し、同氏を殉教させたほか、番組編集者のアリ・サムーディー氏も負傷させました。
シオニスト政権によるこの犯罪は、地域や世界から大きな非難の波を呼び起こしています。
シオニスト政権イスラエルの「ハアレツ」紙は12日木曜、イスラエル軍がアブ・アクラ氏暗殺の調査を行った後、同氏の死は自軍兵士の銃撃によるものだったと認めたことを報じました。
この報道は、同政権の特殊部隊「Duvdevan」の兵士の1人がアブ・アクラ氏が亡くなった場所から100〜150mの距離におり、軍事作戦中に同氏のいる場所に向けて数十発の銃弾を発射していたことが、調査により分かったとしています。
イスラエル軍は、これまでにも数百人のジャーナリストを逮捕、負傷、または殉教させてきました。
パレスチナ人ジャーナリスト支援委員会は先日も、「シオニスト政権によるジャーナリストへの敵対的な行動の目的は、同政権が行う抑圧されたパレスチナ人への犯罪の暴露を防ぐことにある」としていました。
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