7月 06, 2022 17:45 Asia/Tokyo

ハリス米副大統領が、「銃暴力は米国内のどんな町でも起こり得る」と語りました。

CNNによりますと、 ハリス副大統領は5日火曜、イリノイ州ハイランドパークの独立記念日パレードで起きた銃乱射事件の現場を訪れ、「銃暴力は米国内のどんな町でも起こり得る」と述べています。

また現場に集まった報道陣の前で、心身両面の癒やしが必要だと述べ、遺族や関係者らにしかるべき支援を受けるよう強く促しました。

さらに、米国内の銃問題をめぐっては、攻撃用銃器などをだれが入手できるかという問題に「国家としてもっと賢明に」対応する必要があると強調しました。

そして「この問題を深刻に受け止める必要がある」「どんなに平和を愛する町にもこれが起こり得るということを全国民が理解し、共感するべきだ」と訴えています。

なお、ハリス氏とともにハイランドパークのロータリング市長、連邦下院のシュナイダー議員、州上院のモリソン議員も現場を訪問しました。

公式統計によりますと、米国内にはおよそ2億7000万から3億丁の銃器が出回っています。これは国民一人当たりほぼ1丁の武器を持っている計算になります。

全米各地では、武器携帯が自由であるために毎日のように銃犯罪が起こっており、その大半で死者が出ています。しかし、銃ロビー団体の力が非常に強いことから、米議会は武器所有を制限するには至っていません。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ