世界銀行、世界経済の成長率の予測を下方修正
6月 09, 2016 17:56 Asia/Tokyo
世界銀行が、世界経済の成長率の見通しを下方修正しました。
AP通信が、アメリカ・ワシントンから伝えたところによりますと、世界銀行は、8日水曜、今年の世界の経済成長率は2.4%になると予想し、今年1月の時点での2.9%の予想を下方修正しました。
また、アメリカの経済成長率は1.9%になるとし、これは昨年の2.4%よりも低い数字となっています。
さらに、新興国の今年の経済成長率は、1月の時点の4.1%の予想を下方修正し、3.5%としました。
世界銀行はさらに、中南米諸国の経済成長率について、「昨年、7%のマイナス成長となった後、今年も1.3%のマイナス成長になる」としています。
世界銀行は、ユーロ圏の経済も、昨年同様、1.6%のマイナス成長になるとし、日本経済の成長率についても、アベノミクスにより、0.5%の成長になると予想しています。
また、中国の経済成長率に変更はなく、6.7%の成長を確保するとしています。