WHO、世界各国にマスク着用義務の復活を勧告
7月 14, 2022 19:46 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関が、世界各国にマスク着用義務を復活させるよう呼びかけました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、WHO世界保健機関のテドロス事務局長はSkyNewsテレビのインタビューの中で、各国政府に対しパンデミック最盛期の制限、特にマスク着用義務を戻すよう呼びかけています。
経済力のある国の政府がワクチン効果を踏まえ、かつて採用していた制限をこれまですでにほぼ全て解除してきた一方で、新たな変異株が複数国で発見され、急速に感染拡大しています。
このため、テドロス事務局長はパンデミックは「収束にはほど遠い」と強調しています。
世界の新型コロナウイルス感染率はこの1週間で6%増加しており、特に欧州諸国ではオミクロン、ステルスオミクロン、BA.4/BA.5、デルタに加え、新たな株のBA.2.75が広まりつつあります。
これらのオミクロンの新たな変異株は複数国で確認されており、ウイルスは「引き続き侵攻している」ことを物語っています。
WHOが 監視する変異株BA.2.75は「センタウル」と名付けられ、去る5月にインドで初めて確認されました。
研究者によりますと、中でもセンタウルは感染スピードが速いことが特徴で、ワクチン接種や感染後にできた免疫防御を回避するということです。
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