7月 23, 2022 18:59 Asia/Tokyo

南米アルゼンチンの動物保護団体は、保護施設で生まれ、昨年同国イベラ国立公園に放たれたジャガーが、子どもを2頭出産したと発表しました。

フランス通信が22日金曜、報じたところによりますと、動物保護団体「リワイルディング・アルヘンティーナ」が運営するCRY・ジャガー再導入センターのマガリ・ロンゴ氏は今月21日、隠しカメラの映像で、母親が子どもの世話をしているのが確認されたと述べました。

また同団体は、同公園で野生のジャガーが生まれたのは70年ぶりだとし「野生に返ったジャガーが新しい世代を産んだというのは、ジャガーの絶滅阻止を目指すプロジェクトにとって素晴らしいニュースだ」とコメントしています。

母親のアラミは2018年にCRYで生まれ、昨年9月に公園に放たれました。

父親はブラジルで保護されたジャトバジンで2019年にCRYに寄贈され、昨年12月に公園に放たれています。

CRYによりますと、アルゼンチンには現在200~300頭のジャガーが生息すると推定されています。

 


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