ペルーでマチュピチュ観光バスが転落、4人死亡
(last modified Tue, 23 Aug 2022 04:15:21 GMT )
8月 23, 2022 13:15 Asia/Tokyo

ペルーの観光名所マチュピチュで、ミニバスが谷に転落し、4人が死亡、16人が負傷しました。

フランス通信によりますと、南米ペルーの当局は22日月曜、観光名所マチュピチュ遺跡を訪れた観光客を乗せたミニバスが谷に転落し、観光客4人が死亡、16人が負傷したと明らかにしました。

またペルー貿易・観光省の発表によりますと、亡くなった4人の内訳は3人がコロンビア人、1人はペルー人で、負傷者はフランス人4人、ギリシャ人2人、イスラエル人2人、カナダ人2人、アルゼンチン人2人、ペルー人2人、オランダ人1人、スペイン人1人となっています。

ミニバスには外国人17人を含む20人が乗っていましたが、日本人はいませんでした。

サンチェス・ペルー貿易・観光相は、ミニバスは「100メートル余りの深さの谷」に転落したと述べました。

この事故は現地時間の21日日曜夜、かつてのインカ帝国の都で、マチュピチュに向かう際の拠点となっているクスコから約100キロの地点で発生しました。

サンチェス氏によりますと、現場はアンデスの険しい山道で、事故当時の現場周辺は濃霧により視界不良となっていたということです。

このため、事故原因としてバスの運転手がハンドル操作を誤った可能性が浮上しています。

インカ帝国の空中都市マチュピチュや当時の首都クスコは、世界的観光名所となっています。

 


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