アメリカ・イスラム関係評議会、フロリダ州の銃乱射事件を非難
6月 13, 2016 18:35 Asia/Tokyo
アメリカのイスラム教徒の権利を擁護する最大の組織、アメリカ・イスラム関係評議会が、フロリダ州オーランドの銃乱射事件を非難しました。
IRIB通信によりますと、アメリカ・イスラム関係評議会の理事長が、12日日曜、アメリカのイスラム教徒や他の宗教の代表者が出席する中、記者会見し、オーランドの銃乱射事件を非難しました。
同理事長は、この事件に対し、「この主の事件の裏側には、犯罪者、テロリスト、過激派がいる」と語りました。
また、「この事件を自分たちの有利なように利用しようとする政治家がいるが、今はそのときではない」としました。
反イスラムの立場を取り、以前、イスラム教徒のアメリカ入国を禁止すべきだと発言したトランプ氏は、オーランドのナイトクラブでの銃乱射事件を受け、オバマ大統領は辞任すべきだとしました。
この事件の死者の数は50人、負傷者は53人に増加しています。
アメリカ当局によれば、この事件を起こしたのは、フロリダ州に住むオマル・マティーン容疑者で、ISISに傾倒していたということです。