アメリカの民主主義は危機的状況

米CBSニュースが「アメリカの民主主義は危機的状況にある」とし、「米国民が、選挙の開票・集計作業は政治ゲームの影響を受けていると信じているなら、それは潜在的に次回の選挙へ深刻な影響を及ぼすことだろう」と指摘しました。

CBSニュースと英世論調査企業ユーガブによる最新の世論調査では、回答した人々は、少なくとも「アメリカの州当局者や政府当局者の一部は、政治的な理由により次回の選挙の結果の受容を渋る可能性がある｣と考えているという結果が出ています。

CBSニュースによりますと、アメリカの民主党員は全般的に、選挙結果を覆そうとする工作の問題、さらにはアクセス関連の事例に遭遇しているということです。

また、共和党員も総じて不正行為を強調しており、未だに2020年の大統領選挙の結果に疑念を抱いている上に、諸問題の根源として民主党を名指ししています。

今回の世論調査からは、アメリカ国民の10人に6人が、選挙規則の政治化や、公式の選挙結果を覆そうとする工作を、アメリカの選挙や開票・集計システムの主要な問題として挙げています。

なお、この世論調査はアメリカの成人2085人を対象に、先月29日から31日まで実施されました。

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