中国が、米での人権侵害に関する報告を発表
3月 29, 2023 20:46 Asia/Tokyo
中国が、2022年におけるアメリカでの人権侵害の実例に関する報告を発表しました。
この報告では、アメリカでの人権状況がかつてないほどに退廃していることが指摘されているとともに、米国民の基本的人権や言論の自由の無視を理由に、アメリカ政府を批判しています。
中国国務院報道弁公室が28日火曜、米国における人権侵害の真相を暴露したこの「2022年米国人権侵害リポート」においては、アメリカにおける人種差別、銃による暴力、警察の残虐行為、富の不公平な分配などの問題が指摘されています。
さらに、この報告書においては、「アメリカ式民主主義はその一般的な支持を失っており、アメリカ市民は暴力的な法執行機関からの脅威の標的になっている。だがそうした事実をよそに、アメリカは人権の擁護者を自称している」と述べられています。
この報告によりますと、米国はキューバ、イラン、シリア、アフガニスタンを含む20 以上の国に対して一方的な制裁を行使しています。
この報告書はさらに、世界で一方的な制裁を主に行使しているのはアメリカであるとし、「アメリカ政府は頻繁に他国に対して武力を行使し、代理戦争の開戦により世界平和への最も重要な障害となっている」としています。
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