米の山火事、もはや制御不能に

アメリカ西部の複数の州が、依然として恐ろしい山火事に見舞われています。

若手記者クラブによりますと、米北西部オレゴン州の大規模な山火事は12日月曜、もはや制御不能となりました。

さらに、アメリカ西部の一部の地域は複数の山火事の影響で破壊され、数千人の住民が自宅退去、避難を余儀なくされています。

この報告によりますと、米国家森林火災連携班（National Forest Fire Coordination Group） は、この火災で 3万5000ヘクタール近くが焼失したと発表しました。

この火災の規模は 4日間で4倍に拡大し、オレゴン州中部と同州第3の都市ユージーン東部の 2 つの地域に広がっています。

これにより、2000を超える住宅地と400 を超える商業ビルが火災の脅威に瀕しています。

12日月曜には、ヘリコプター８機と消防士ら1000 人以上が鎮火・消火に当たっています。

アメリカ西部は、気候変動によって悪化した壊滅的な干ばつが 20 年以上続いた結果に苦悶している状態です。

現在、米国西部の 8 つの州で90件以上の火災が発生しており、ワシントン州シアトルなどの大都市の住民は普通に空気を吸うことも困難になっています。

消防士らは、特にカリフォルニア州のロサンゼルス近郊および、同州サクラメント周辺で消火活動を行っています。

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