アメリカＣＩＡの拷問計画が発覚

アメリカＣＩＡが発表した文書により、この組織の拷問計画が明らかになりました。

プレスＴＶによりますと、ＣＩＡは、数千に及ぶ文書の機密扱いを解除し、その中で、ＣＩＡが逮捕した人物の拷問に関する計画が明らかになったとしました。

それらの文書によれば、2001年の9.11同時多発テロ事件後、ＣＩＡは、この攻撃に関与したと見られる容疑者の拷問計画に取り組んでいたということです。

ＣＩＡはまた、ＣＩＡの要員が、容疑者の拷問を理由に処罰されないようにする要請を提示していました。

少し前には、アメリカのダイアン・ファインスタイン上院議員が、「ＣＩＡの残酷な拷問のやり方は、アメリカの歴史に汚点として残るだろう」と語りました。

収監者の水責めや睡眠の剥奪などが、ＣＩＡの要員による拷問や取調べの方法に用いられていました。

ＣＩＡ情報委員会も、2014年12月、ＣＩＡの要員の拷問や取調べの方法に関する報告を発表しています。