Pars Today

ＩＢＡ・国際ボクシング連盟は、ロシアとベラルーシの選手の大会参加を認める決定をしました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、ＩＢＡは５日水曜、今後の大会でロシアとベラルーシの選手の参加を認める決定をしたと明らかにしました。

ＩＢＡはこれまでウクライナ戦争を理由に、ロシアとベラルーシの選手を国際大会から排除する決定をしていましたが、今回それが覆された形です。これにより、ロシアとベラルーシの国旗、国歌の使用が認められるほか、両国の審判員ら専門職員も競技の場に戻るということです。

ＩＢＡは今回の決定に際し出した声明の中で、「政治はスポーツに影響すべきではないと確信している。全てのスポーツ選手に平等な条件が与えられなくてはならない。ＩＢＡはスポーツ選手や大会関係者に対し、国籍や住む国に関係なく平等な扱いを保証する責務がある」としました。

一方、ＩＢＡはウクライナ政府がウクライナ・ボクシング協会（ＵＢＡ）の活動に介入したとして、ＵＢＡの参加資格を一時的に停止しました。ただ、選手の参加や国旗などの使用は認めるということです。

ボクシング以外では、国際柔術連盟が従来の措置を見直し、ウクライナ戦争に対し中立の立場であればロシア・ベラルーシの選手の大会参加を認める方針を示しています。

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