フランスで、市民らがNATO脱退要求デモを実施
(last modified Sun, 09 Oct 2022 11:43:10 GMT )
10月 09, 2022 20:43 Asia/Tokyo

フランス・パリで数十人もの人々が、生活費の高騰やインフレに抗議するデモを開催し、NATO北大西洋条約機構からの脱退を求めました。

ファールス通信が9日日曜、報じたところによりますと、パリではフランス市民がNATO脱退を叫びました。

メディア筋がパリから報じたところによりますと、同市内の街頭で数十万人の住民が不景気や生活費の高騰に抗議すると共に、世界平和を求めています。

フランスのマクロン大統領の政策を非難するこのデモではさらに、抗議者らが、フランスのNATO脱退を要求し、「NATOから脱退しよう」と叫んでいます。

また、作家、映画監督、大学教授など69人の要人が書簡の中で、インフレの増加、各階層の経済的格差の拡大につながったマクロン大統領の政策を批判しています。

フランスを初めとするEU加盟国はアメリカと同調する形で、ウクライナ危機発生後、ロシアに対する一連の厳しい政策を行使しているものの、ロシア関係者の話によれば、これらの制裁はヨーロッパ自体に深刻な打撃を与えています。

 


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