米大統領、「世界経済の問題はドル高と関係ない」
10月 16, 2022 20:07 Asia/Tokyo
米国のバイデン大統領は15日、世界経済の問題はドル高とは関係がなく、一部の国の経済成長の欠如に関係しているとの考えを表明しました。
ホワイトハウスの発表によりますと、バイデン氏は、ドル高については懸念しておらず、「他の世界」について懸念していると述べました。同氏は、米国経済は「ものすごく強い」とし、問題は米国経済ではなく、「他国の経済成長や健全な政策の欠如だ」との見方を示しました。
バイデン氏は、インフレは世界中で起きており、他国の状況は米国よりも悪いと指摘しました。
米労働省は13日、9月の生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)は6.6%の上昇と、1982年8月以来、約40年ぶりの伸び率だったと発表しました。