米、「ガス輸出の70%を欧州に配分」
(last modified Mon, 17 Oct 2022 10:47:53 GMT )
10月 17, 2022 19:47 Asia/Tokyo
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米国務省エネルギー資源担当次官が、「我が国は液化ガス輸出量の70%を欧州に割り当てる」と述べました。

西欧諸国による対ロシア制裁、特にウクライナ戦争を名目とした石油・ガス部門での禁輸措置により、これらの国々はエネルギー資源不足の危機に直面しています。

ロシアの石油・ガス最大手「ガスプロム」社も、「EUがロシア産石油価格に上限を設定した場合、ロシア政府はEU諸国への石油とガスの供給を停止する」と発表しています。

メフル通信によりますと、ジェフリー・パイアット米国務省エネルギー資源担当次官は16日日曜夜、「我が国の液化ガス輸出の70%は欧州に充てられる」と述べました。

このような中、在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア代表部のウリヤノフ常駐代表はツイッターで、「米国は国内市場の4倍の価格で液化天然ガスをヨーロッパに供給している」としました。

一方、IMF国際通貨基金のアルフレッド・カマー欧州局長もこれに先立ち、「冬季にロシアからヨーロッパ向けガス輸出が完全に停止されれば、消費できるガスが不足し、一部のヨーロッパ諸国のGDP国内総生産に悪影響を与える可能性がある」と述べています。

 


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