ISISのテロ攻撃に関するCIA長官の警告
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アメリカCIAのブレナン長官が、16日木曜、テロ組織ISISは、敗北を挽回するため、西側に要員を派遣し、ゲリラ戦術を用いようとしていると発表しました。この問題について、IRIBミールターヘル解説員の報告です。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 17, 2016 17:01 Asia/Tokyo
  • ISISのテロ攻撃に関するCIA長官の警告

アメリカCIAのブレナン長官が、16日木曜、テロ組織ISISは、敗北を挽回するため、西側に要員を派遣し、ゲリラ戦術を用いようとしていると発表しました。この問題について、IRIBミールターヘル解説員の報告です。

ミールターヘル解説員

ブレナン長官は、ISISは、パリやブリュッセルのテロ攻撃と同様の、外国の敵への攻撃を誘導するため、国際的な組織網を構築していると語りました。さらに、「ISISは、欧米諸国出身の多くのテロリストを有しており、彼らをこれらの国への攻撃に起用することができる」と述べました。また、ISISは、支持者に対し、最近のアメリカ・フロリダ州のナイトクラブへの攻撃など、他国での個人的な攻撃を要請しているとし、それをアメリカ社会の価値観に対する攻撃だとしました。ブレナン長官は、ISISは手ごわい敵であるとし、「アメリカが主導する対ISIS有志連合は数々の成果を挙げた」と述べ、ISISの資金源は限定されたが、このグループは、税金や石油収入により、毎月、数百万ドルを手に入れているとしました。ブレナン長官によれば、ISISへの圧力が強まると同時に、このグループは、国際テロにおける優位性を保つための努力を拡大するだろうということです。

アメリカのカーター国防長官も、15日水曜、NATO北大西洋条約機構のアメリカの同盟国に対し、アメリカ主導の連合軍によるISIS撲滅のための努力を支援するよう求めました。NATO加盟国の国防大臣は、これ以前に、イラク軍の訓練の延長に同意していました。カーター長官は、「ISISはこれまで以上に防御態勢に入っており、多くの領土を失っている。NATOは、アメリカ主導の有志連合を支援するために効果的な役割を果たすことができる」と述べました。

7月にポーランドのワルシャワで開催されるNATO首脳会議では、イラク軍の訓練と早期警戒管制機の配備について決定が下されることになっています。NATOに加盟する28カ国のほとんどは、対ISIS有志連合に参加していますが、NATOは、ISISへの対策として独自の役割を果たしていません。

フランスのヴァルス首相は、フランスでの今後のさらなるテロ攻撃について警告すると共に、新たな厳戒態勢を取ることを明らかにしました。ヴァルス首相は、ISISとの関与が疑われる人物により、警官とそのパートナーの女性が殺害された事件を受け、「フランスでさらなるテロ攻撃が起こる可能性があるが、それを防ぐために必要な全ての措置を講じている」と語りました。さらに、「フランスの警察や情報機関は、2013年以来、15件のテロ攻撃を未然に防いだ」と述べています。ヴァルス首相はまた、「警察と治安機関にあらゆる必要な可能性や手段を委ねるべきだが、それでもなお、今後もテロ攻撃が起こる可能性がある」と強調しました。