ロシア、「核保有国との軍事衝突の回避が最優先事項」
(last modified Thu, 03 Nov 2022 12:18:33 GMT )
11月 03, 2022 21:18 Asia/Tokyo
  • ロシア外務省
    ロシア外務省

ロシア外務省が、世界の核保有国と軍事紛争を行わない、という自らの約束を強調しました。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」は2日水曜、数人の米国高官の話として、「ロシア軍の上級指導者らが、同国としてウクライナで戦術核爆弾をいつ、どのように使用する可能性があるかについて話し合った」と主張しています。

この問題により、アメリカとその同盟国の政府は懸念をつのらせています。

米国は最近、非公開のNATO北大西洋条約機構会議で、核爆弾B61 の最新型であるB61-12のヨーロッパでの配備を加速し、12月にヨーロッパの基地に到着することを発表しました。

英紙フィナンシャル・タイムズによりますと、ロシア外務省は今月2日、「去る1月に米国、英国、フランス、中国と署名した共同声明に基づいて、核戦争を防ぎ、軍拡競争を回避するという完全な約束遵守を再確認した、と発表しました。

ロシア外務省の声明においては、「わが国の国家安全保障の脆弱を目的とした無責任な行動の結果である現在の困難な激動の状況において、我々は核保有国間の軍事紛争の防止が最優先事項であると固く約束する」と明記されています。

西側当局者はここ数カ月、ロシアの核準備態勢に対する監視を強化していますが、現在までのところこれに関する動向変化は報告されていません。

フィナンシャルタイムズによりますと、ロシア外務省はさらに、「わが国の軍事政策は、わが国が先に核攻撃に見舞われた場合、または国の『存在』が通常攻撃によって脅かされた場合、核兵器の使用を許可する、というものである」と表明しています。

ロシア、「核保有国との軍事衝突の回避が最優先事項」

 

ロシア外務省が、世界の核保有国と軍事紛争を行わない、という自らの約束を強調しました。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」は2日水曜、数人の米国高官の話として、「ロシア軍の上級指導者らが、同国としてウクライナで戦術核爆弾をいつ、どのように使用する可能性があるかについて話し合った」と主張しています。

この問題により、アメリカとその同盟国の政府は懸念をつのらせています。

米国は最近、非公開のNATO北大西洋条約機構会議で、核爆弾B61 の最新型であるB61-12のヨーロッパでの配備を加速し、12月にヨーロッパの基地に到着することを発表しました。

英紙フィナンシャル・タイムズによりますと、ロシア外務省は今月2日、「去る1月に米国、英国、フランス、中国と署名した共同声明に基づいて、核戦争を防ぎ、軍拡競争を回避するという完全な約束遵守を再確認した、と発表しました。

ロシア外務省の声明においては、「わが国の国家安全保障の脆弱を目的とした無責任な行動の結果である現在の困難な激動の状況において、我々は核保有国間の軍事紛争の防止が最優先事項であると固く約束する」と明記されています。

西側当局者はここ数カ月、ロシアの核準備態勢に対する監視を強化していますが、現在までのところこれに関する動向変化は報告されていません。

フィナンシャルタイムズによりますと、ロシア外務省はさらに、「わが国の軍事政策は、わが国が先に核攻撃に見舞われた場合、または国の『存在』が通常攻撃によって脅かされた場合、核兵器の使用を許可する、というものである」と表明しています。

 


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