ロシアがバイデン氏親族含む米国人200人の入国禁止、制裁への報復
(last modified Sat, 12 Nov 2022 10:31:41 GMT )
11月 12, 2022 19:31 Asia/Tokyo
  • アメリカ人のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領(アーカイブ写真)
    アメリカ人のバイデン大統領とロシアのプーチン大統領(アーカイブ写真)

ロシアが、バイデン氏の兄弟姉妹を含む200人のアメリカ人のロシア入国を禁止しました。

ロイター通信によりますと、ロシア外務省は11日金曜、ウクライナでの特殊軍事作戦を理由に米政府が発動した制裁措置に対する報復として、バイデン米大統領の兄弟姉妹を含む200人の米国人のロシア入国を禁止したと発表しました。

今回の入国禁止者リストに入ったのは、対ウクライナ支援に関与したアメリカの政府関係者やその親族、企業のトップなどで、バイデン大統領の妹と弟2人、ホワイトハウスのジャンピエール報道官も含まれています。

去る3月にバイデン大統領らのロシア入国が禁止されて以来、同国の入国禁止対象となった人物の数は増大しており、現在までに既に1073人のアメリカ人がロシア入国を禁止されています。

なお、ロシアのプーチン大統領は去る4月、対露制裁を発動した「非友好国」への報復措置の一環として、「非友好的な活動をする外国人」の入国を制限するよう外務省など政府機関に指示する大統領令を出しており、日本も「非友好国」に指定されています。

この大統領令では、非友好的な活動の定義や適用対象が不明確で、 恣意的に使われる恐れがあります。

 


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