ロシアが、穀物輸出合意延長に向けたウクライナとの交渉認める
(last modified 2022-11-16T09:46:44+00:00 )
11月 16, 2022 18:46 Asia/Tokyo

国連ロシア代表部関係者が、同国とウクライナによる穀物輸出合意の延長に向けた交渉が行われていることを認めました。

ロシアのポリャンスキー国連次席大使

 

ロシアのポリャンスキー国連次席大使は15日火曜、スプートニク通信に対し、今月19日に迫ったウクライナとの穀物輸出合意の期限をめぐり、その延長にむけて両国の間で交渉が行われているとし、また、ロシア産アンモニアのウクライナ領土を通じた輸出についても交渉が行われていると述べました。

一方で、この交渉はまだ最終的な決定には至っていないとしました。

ロシアとウクライナは7月22日、国連とトルコによる仲介の下、穀物・肥料をウクライナの3港から黒海経由で輸出することで合意しました。

ロシアは、ウクライナ産穀物を輸送する船舶の出港にむけてあらゆる条件を整えているにもかかわらず、国連事務総長が約束したロシア産の食糧や化学肥料の輸出が、西側諸国による制裁で何カ月も実現していないとして抗議しています。

国連も、アメリカやその同盟国にこの制裁を解除するよう説得するとしています。

ロシアのプーチン大統領は先日、「ウクライナ産穀物のうち必要とする国に届いたのは、(これまでに)わずか3%のみである」としていました。

 


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