ロシア版SWIFTの利用が25%増加
(last modified Thu, 17 Nov 2022 10:09:53 GMT )
11月 17, 2022 19:09 Asia/Tokyo
  • ロシア版SWIFTとされるSPFS国際送金システム
    ロシア版SWIFTとされるSPFS国際送金システム

ロシア中央銀行は、ロシア版SWIFTとされるSPFS国際送金システムの金融機関による利用が、2022年だけで25%増加したとしました。

ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は、SWIFTに代わるシステムとしてロシア政府によって開発されたSPFSシステムを使った金融機関による通信や送金が、2022年だけで25%増加しており、この流れがさらに続くと見られるとしました。

続けて、「我々の金融システムはSWIFT同様、途切れることなくロシア全土の各銀行にサービスを提供している」と述べました。

ロシアは、アメリカがSWIFTからのロシア排除を示唆した2014年からSPFSシステムの開発を始め、2017年12月から利用が開始されています。

SWIFTは、Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication(国際銀行間通信協会) の略であり、1973年5月にヨーロッパおよび北米15か国の239の銀行によって、紙を使っていた送金事務手続きを国際的な同一規格にまとめることを目的として発足しました。

 


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