OPECプラス、現行の減産規模を維持
(last modified Mon, 05 Dec 2022 05:16:56 GMT )
12月 05, 2022 14:16 Asia/Tokyo

OPEC石油輸出国機構加盟国とロシアなど非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が4日、オンラインの閣僚級会合を開き、今後の原油生産計画について協議し、日量200万バレルの大幅減産を維持することで合意しました。

フランス通信が5日月曜、報じたところによりますと、OPECプラスは4日日曜に行われた今会合で、前回会合で成立した「日量200万バレルの減産」という合意について、「純粋に市場動向に基づいた」決定であり、「国際原油市場の安定化に向けた必要かつ正しい行動」だったとの見解を示しています。

減産幅は、新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年以降で最大となる一方、米国は、ロシアに配慮した動きだと反発していました。

なお、次回の閣僚級会合は2023年6月4日に予定されていますが、OPECプラスは市場の動向次第で必要に応じて緊急会合を開き、直ちに追加措置を講じる用意があるとしています。

OPECプラスは去る10月の前回会合で、2023年末まで日量200万バレル減産することで合意していました。

 


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