世界での兵器売却が増加、半分強は米企業
12月 05, 2022 20:47 Asia/Tokyo
スウェーデンにあるSIPRIストックホルム国際平和研究所が、昨年の世界での兵器売却が前年比で2%増えていることを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、ストックホルム国際平和研究所は報告の中で、2021年の世界での武器及び軍事サービスの取引が増加し、また武器売却の半分以上を米企業が占めている、としました。
この報告から、昨年の世界のトップ100の兵器製造企業の兵器売却額は合計およそ6億ドルだったのが、この数字はその前年に比べて2%の増加を示しており、また世界の武器製造量全体の40%を米企業を占めていることが判明しています。
この兵器製造の増加にも拘らず、新型コロナウイルスの大流行により世界での兵器需要は供給を超えており、現在兵器に対する需要が増加しつつあります。これは、ウクライナに兵器を提供している国々が兵器備蓄を補おうとしていることによります。
タグ